クルド語・ソーラーニー方言を学べるクラスが、スタートします!

Kimiya Academyでは2023年3月、クルド語のクラスが始まります。
さらに、在日クルド人について詳しく知りたい方のためのレクチャーコース、『在日クルド人:ディアスポラ体験とポリティクス』も開催します。

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★レクチャーコース『在日クルド人:ディアスポラ体験とポリティクス』の詳細情報(PDF)はこちら

クルド語(ソーラーニー方言)について

クルド語とは、中東のクルディスターンと呼ばれるトルコ、イラク、イラン、シリアにまたがる山岳地帯に古くから住んでいたクルド族の言語の総称で、大きく3~4つの言語に分類されています。
「ソーラーニー方言(※)」は、その中の一つの言語であり、アラビア文字で表記されます。

※「ソーラーニー語」と分類されることもあります。

「ソーラーニー」は、アルビール、スレイマニヤなどの多くのイラク・クルディスタン地域と、マハーバード、サナンダジュなどのイラン西部で話されています。

ペルシア語に最も近く、ペルシア語同様、アラビア語の語彙も多く使われています。
ペルシア語やアラビア語と文字を共有し、クルド語特有の発音については、文字に特殊記号を追加することで表記されています。

クルド人たちは、独自の豊かな文化を現代まで紡いできました。その特徴的な音楽やダンス、民族衣装は、多くの人々を魅了し、優れた音楽家、映画監督、詩人も多く輩出しています。

言語や在日クルド人についての情報を学びながら、クルド文化にも親しんでいただけたら幸いです。